環境保健学
環境保健学
教員
教員氏名：野中大輔
- 職名：准教授
- 学位：博士（保健学）
- 専門分野：公衆衛生学、国際保健学、地域保健学、ヘルスコミュニケーション
- メルアド：nonakad(@cs.u-ryukyu.ac.jp)
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【研究者総覧】https://kenkyushadb.lab.u-ryukyu.ac.jp/html/100000439_ja.html
【Researchmap】https://researchmap.jp/nonakad
研究
社会環境、家庭環境、地域の環境などの環境が人々の健康に及ぼす影響やメカニズムを明らかにする研究や環境の改善に働きかけることによって、疾病予防やヘルスプロモーションを目指す研究・ヘルスコミュニケーションに関する研究
- 社会的な環境（社会問題、文化、医療等の社会サービスの在り方、政策など）と疾病の発生や予防・健康行動との関連を分析し対策を立案する研究
- 家庭環境（親子関係、世帯の貧困、家屋構造など）と疾病の発生や予防・健康行動との関連を分析し対策を立案する研究
- 物理的な環境（安全な水、トイレ、医療施設、食料品店、運動施設、感染予防資材などが身近に利用できること・騒音等の曝露）と疾病の発生や予防・健康行動との関連を分析し対策を立案する研究
- ヘルスリテラシーに関連する因子の解明やヘルスコミュニケーションの改善を目指した研究
教育
| 博士前期課程 | 公衆衛生研究I、公衆衛生研究II、環境保健学特論、特別演習（環境保健学）、特別研究 |
|---|---|
| 博士後期課程 | 公衆衛生研究手法特別演習Ⅰ、公衆衛生研究手法特別演習II、環境保健学特論（博士後期）、特別演習（環境保健学）、特別研究 |
主な修士・博士学位論文テーマ
- Fifita SST, Nonaka D, Cama MT, Filise MI. Factors associated with undiagnosed hypertension among Tongan adults: a cross-sectional study. Trop Med Health. 2024 Jan 2;52(1):4. doi: 10.1186/s41182-023-00570-4.
- Kawamoto S, Nonaka D, Inthavong N. Do they really boil their drinking water? a descriptive study in a rural district of the Lao people's democratic republic. Trop Med Health. 2024 Sep 18;52(1):60. doi: 10.1186/s41182-024-00626-z.
- Bouwe T, Nonaka D, Buchy P, Hansana P, Khamlome B, Chayvangmanh V, Ahissou NCA, Chindavongsa K, Pongvongsa T, Banouvong V, Iwagami M. Asymptomatic malaria infections and associated risk factors in malaria-eliminating settings of Nong District, Savannakhet Province, Lao People's Democratic Republic. Trop Med Health. 2025 Feb 19;53(1):24. doi: 10.1186/s41182-025-00702-y.
- Chayvangmanh V, Ahissou NCA, Detleuxay K, Nonaka D. Association between quality performance scorecard scores and health indicators: an ecological study in the Northern provinces of the Lao People's Democratic Republic. Trop Med Health. 2025 May 21;53(1):73. doi: 10.1186/s41182-025-00748-y.
メッセージ
現在9名（内5名留学生）の大学院生が当分野に所属しています。多様な考え方に触れたり、様々な研究プロジェクトに参加する機会があります。学生同士が協力しあって、あるいはお互いに刺激しあって、各自の研究活動を高めることができています。学生は自由に研究トピックを選ぶことができます。指導教員は、研究の計画から、データの収集・統計解析・結果の考察・発表まで、ゼミ・毎週の個別ミーティング・研究計画書や論文の査読を通じて、指導します。当分野では、研究成果を国際社会に発信するため、国際ジャーナルや国際学会で発表することを学生に推奨しています。