2023年４月、琉球大学大学院保健学研究科、沖縄県立看護大学大学院、名桜大学大学院看護学研究科の3大学による沖縄県看護系大学連携協議会を立ち上げ、9月25日（月）14時～第１回会議を開催（オンライン）し、各大学の看護学科長や看護研究科長、看護コース長等、看護学生養成コースの責任者が出席しました。

会議では、３大学間の大学院科目の単位互換・相互履修制度に関する審議や、若手教員の人材育成と人材確保について、学内における教育・研究連携体制やFD実施状況、大学院生（博士前期・後期課程進学者）のリクルート、最近看護系大学でも導入されるようになった看護学共用試験、客観的臨床能力試験：OSCE（objective structured clinical examination）、多肢選択筆記試験：CBT（computer based testing）の実施状況、学生の合理的配慮に関するさまざまな話題について、情報共有、意見交換が行われました。

これまでは、各大学の教員が個別に交流を行って参りましたが、今後は、本協議会を通して、組織的に意見交換や情報共有を重ねながら、３大学間が抱える若手教員の研究力、教育力の育成や沖縄県の医療、看護を担う人材育成に関する課題解決に向けて、３大学合同のFD（Faculty Development）開催や共同研究についても検討していくことを共有しました。